大悟

発達障害の子ども向けの学校の人に「あなたは他人に自分の意見をはっきりと言って嫌われたほうがいい」と言われた。よく意味がわからなかったのだがさっき気づいた。

 

嫌われることによってはじめて、その人からどう思われているかという事がわかるということ。人が何かを褒める時は、事実に即さない乃至はヨイショするための判断捻じ曲げを多少なりともする。だが人は何かを嫌う時に、主観的な見解だけでなく、かなり客観的な、第三者的な普遍的事実を織り交ぜる。だから、その人に限らず、他人からどう思われているかが分かるのだ。

 

そして嫌われたところで人間関係が終わるわけではない。嫌うと言うのはとてもエネルギーを必要とすることだ。エネルギーを使ってでも相手の行動を変えたいと思わない限り人は人を嫌う事はない。精確には、人に嫌いだと言う事は無い。

 

そして、お互い嫌になったら場所を変えたらいいのだ。